2013年7月17日水曜日

西新井大師と胡録神社

今日は西新井大師に足を伸ばした。

東京都足立区西新井にあるのだが、この地名は、私の記憶が確かなら、新しい井(戸)の西にあるから西新井という由来だったと思う。

それであれば埼玉県川口市にある新井宿も、新しい井なのかと思うが、このあたりは定かではない。新井という地名は埼玉や東京のあちこちにあるが、川口の新井宿はその立地のほとんどが高台にあるし、宿とつくわりには宿場であった記録がない。

ただ、川口市にある西新井宿はかつて新井宿村から分村され、西の冠をつけることになったらしく、何の縁があるのかわからないが、現在、西新井宿にある宝蔵寺という寺は、私の記憶が正しければ、西新井大師と繋がりがある。


ところで、西新井大師から南西におよそ1キロほど行ったところに、胡録神社という神社がある。
今日は時間がなかったので足を伸ばさなかったが、ここも中々興味深い神社だ。
舎人ライナーという路線の江北駅のすぐそばにある。この神社、もともとは第六天を祭っていたという。

胡録神社という名の神社は、千住、松戸、市川のあたりにいくつか点在していて、一部では地名にもなっているらしい。

第六天を祭っていた神社の多くは合祀されたり、名称や祭神を変えたり、あるいは消えてしまったりしてその姿を変えてしまっている。

色々と理由はあると思うが、大きな出来事の1つは間違いなく幕末から明治にかけての神仏分離・廃仏毀釈の流れにあるのだろう。

本来の信仰が非常にわかりにくくなっている。

さてこの神社、今はどうかしらないが、私が行った時には、鳥居に蛇(龍)を模した注連縄のようなものが巻きつけられていた。写真も撮っているので機会があれば再度アップしたいが、なんともユーモラスな表情の龍蛇だ。

龍と関係があるのか?
龍といえば水辺だが、水辺であれば女神であることも多い。しかし、ここは千木・鰹木を見るに、男神のようだ。

ここにもきっと、色々な歴史があるのだろう。
時間のあるときに、改めて調べてみたいと思う。

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