2013年7月4日木曜日

茅の輪くぐりと、地域を伝承する何か

6月末、夏越大祓だったこともあり、数日過ぎても茅の輪くぐりが残っている神社も多い。
祭神がスサノオ、牛頭天王かどうかにかぎらず、色々な神社で茅の輪くぐりはある。
茅の輪、この夏なんどくぐったことか・・・。

色々な神社で行われる茅の輪くぐりだが、とはいえ、これが行われるのはある程度の規模のある神社に限られる。きっと、総数としては、茅の輪くぐりを行う神社数は昭和以降、ぐんと減っているに違いない。

例えば埼玉県川口市は西新井宿の氷川神社では、かつて近隣にあった牛頭天王の社を境内に移したことから、茅の輪くぐりの行事が行われていたらしい。しかし、昭和も後半になるにつれ、この行事も姿を消してしまった。西新井宿町会では、今では子ども会(という小学生の集まる会)もなくなってしまったらしい。詳しくは知らないが、道路の反対側にある新井宿町会では、子供たちのイベントに一生懸命なのを見ると、その対比が寂しい(と言っても、新井宿町会のそれは、私は張り紙でしか知らないのですが)。

経済が低迷し、子供たちの少なくなった今だからこそ、増えつつある高齢者と子供たちをつなぐ、世代を超えた地域の行事が必要な気がするのですが。運動会とかそういうのではなく、地域をはぐくむような、伝承される何かを。


そういえば、西新井宿にはつい最近まで、西野公園という大きな公園があった。しかし、それが今では老人施設に変わってしまっている。
どうですか?
せっかくなので、ここは1つ、高齢層とちびっこ達が関われるタイアップイベントを企画してみては・・・?

と、第三者目線で言うのは、かなり身勝手かも。

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